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【旅行記】SLばんえつ物語に乗ってきた

5月18日土曜日。

しばらく前から旅に出たい欲が高まってきてます。

今年のゴールデンウィークは完全に2019年の水準に戻って、どこ行っても混んでるってことで関東地方内をウロウロと走ってただけ。

1ヶ月前に何気なく申し込んだSLばんえつ物語のグリーン車の新津から会津若松のチケットが意外にもあっさりと取れた。なかなか取れないと話題らしいんだけど。ゴールデンウィーク明けはオフシーズンなんだろう。

取れたので乗らなきゃ。JRの週末パスを握りしめて出掛けてきました。

最近はスマホで新幹線に乗ることが増えたんだけど、この切符だと特急券は全部紙で発券が必要。ちょっと面倒。

 

 

乗るのはE7系とき。上越北陸新幹線は全部これになってしまいました。コンセントが全席付いているのでありがたい。

停車駅は大宮の後は越後湯沢以北の各駅。最近は高崎を通過してしまう新幹線も多くなりました。

 

 

2時間ほど乗って新潟駅。SLは新津駅から出るので、そこまでは普通列車で移動します。以前は新潟から出てたけど、高架駅になったらSLは上って来れなくなったらしい。

乗った列車はディーゼルエンジンで発電してモーターで走る列車。新潟から新津は電化されてるんですけどね。音はディーゼルだけど乗り心地は電車。ガーって音はするけど、スーって走る。ギアが変わる感じもない。なんか変な感じだけど乗り心地はディーゼルよりもこっちのがいい。

 

 

新津駅に到着。SLの停車駅にはこんな感じのレトロ駅名標が作られてます。これがある駅はSLが停まるってことが分かります。とは言ってもSL乗る以外の用事で磐越西線の新津〜会津若松間に乗ることって無いか。

 

 

でこいつに乗り換え。

25周年のヘッドマークつけてます。動く蒸気機関車見たのは久しぶりだけど、やっぱりかっこいい。煙もいい。

 

 

昭和21年製。C57。もうすぐ80歳。

 

 

客車は綺麗に塗装し直されています。レトロ調になってます。でも、ところどころで塗装が浮き上がってたりして、古いのは分かりますね。

 

 

今回乗車するのはグリーン車。最後尾は展望ラウンジになってます。

 


中から見るとこんな感じ。線路が真っ直ぐに伸びるのが見えるのは電車の運転席の横かこんな展望車だけです。

この展望ラウンジはグリーン車の乗客専用。普通車の切符では入れません。

 

 

座席はリクライニングができるゆったりした座席。縦3列なので広々してます。

もちろん空調は効いてます。照明にはオコジョ。

 

 

新津駅では弁当が売られてます。弁当は車内の売店と途中の津川駅でも手に入るので、もし買えなくても心配は不要です。

 

 

出発すると越後平野を走っていきます。

 

 

観光列車なので遠慮なく呑み鉄。

新潟に来たらやっぱり風味爽快ニシテですよね。

 

 

車窓はどんどん山の中に。入っていきます。だんだん標高は高くなってるんでしょうけど、そんなに頑張って登ってる感はありません。のんびりゆっくり走っていきます。

 

 

 

途中の津川駅で20分近く停車します。ここで機関車の点検と補給です。

 

 

停車時間があるので、みなさん外に出て機関車見学。

 

 

作業ご苦労様です。

 

 

津川駅狐の嫁入り行列ってのが有名らしい。

情報がこれだけなのでよくわからないですけど。津川駅でも駅弁が手に入ります。

 

 

さあ、またもや呑み鉄しましょう。日本酒と鮭の酒びたし。新潟といえばこの組み合わせは鉄板ですな〜

 

 

お昼なので駅弁も、ばんえつ物語25周年弁当。しっかりボリュームもあって、山菜と魚と肉そぼろと入っていて満足できる味でした。ご飯の量も多いので結構満腹。

 

 

酒飲んで、揺られていると軽く寝落ちしながら会津盆地に入ってました。遠くの雪山は飯豊山かな?

 

 

喜多方に到着。ここで降りるお客さんは多いです。

 

 

磐梯山の方向を見る。

もうすぐ会津若松です。

 

 

時刻通りに会津若松に到着。

 

 

これから引き上げ線に向かうようです。もくもくと煙を上げてます。

機関車は2時間ほど休んで、新津駅に向かってまた走ります。

 

 

駅前にはやっぱり蒸気機関車の車輪が飾られてます。古い駅あるある。

 

 

では、磐梯熱海温泉に向かうことにします。

乗ってみてわかったこと。

撮り鉄の人がいっぱい。撮られる方に立ってみてわかったけど、新津から会津若松までずっとあちこちに三脚を立ててる人がいます。最後尾の7号車に乗ってるとみなさん撮影後なので手を振ってくれます。あ、もちろん危険な人はいませんでしたよ。