さて、花見山を堪能した後、バスで福島駅に戻ってきました。
福島名物を食べましょう。福島といえば目立たないけど餃子らしい。しかも円盤餃子ってのが有名らしいです。福島の餃子屋さんは夕方からオープンするところが多いようなんですが、駅直結のお店がランチ営業もやっているらしい。
それがここ。
円盤餃子照井さんです。これから行く飯坂温泉に本店があって、本店は夜のみ営業ですけど、福島駅直結のこのお店は昼も営業。
行ったところ、開店前から行列。名前を書いて待ちます。開店20分前なのになんと17番目。次の行き先までは時間があるのでのんびり待つことにします。
40分待って、第2クールで入店。
お願いするのは円盤餃子22個入り一周一皿。相方さんとシェアします。半周もあるみたい。それとご飯セット。冬期間は豚汁だそうな。
しばらく待って到着。間にテイクアウトの予約も入ってて、そっちを優先するから結構待たされました。
この餃子はビジュアルが凄いな。
餃子は多めの油で揚げ焼きみたいになっていて、カリカリ。中は野菜中心で軽め。あっという間に食べて大満足でした。
食べ終わると、電車まで時間があまりない。
次は宿に着いてから食べる予定のスイーツを買いに行くことにします。
これを逃すと5時間電車が無い奥羽本線(山形線)普通電車に向かいます。見てもよくわかんないけど、線路の広さは標準軌で普通のJRより広い。新幹線と同じらしいです。
2両編成の普通列車米沢行き。これで峠に行きます。
12時51分から30分近く乗って到着です。ここが峠駅。ここまでずっと急な上り坂。こんなところを山形新幹線は行くんですね〜結構感動します。この辺まで来ると線路脇には雪が残っていました。寒い。
電車の中は青春18きっぷの季節なので、18きっぱーの人たちがたくさん乗ってました。会話がマニアでちょっとすごい。これから奥羽本線で秋田まで行くって、なんかすごい。
峠駅ってそのまんまです。
スノーシェッドの入り口に峠駅って書いてあります。
遠くに続く元のスイッチバック後のスノーシェッド。木製なのが渋いです。
中に戻ると不思議な雰囲気の駅の中。旅に出た感がすごいです。5分滞在して折り返すだけなんですけどね。
ここで降りて買ったのが、これ。峠の力餅。1箱8個入りで1,000円。短い停車時間の間に買う人もたくさんいます。
ここの力餅は唯一無二。他には無し。米沢駅とか山形新幹線で買えるのは違うお店のものだそうです。いや〜来てよかった。
今回、私たちはここで折り返して福島に戻るので、停車時間中に買う人を優先して、最後尾に並んで買いました。
宿で開けてみました。8個入り。美味しそう。
柔らかい餅の中にこし餡がたっぷり。甘くて幸せです。賞味期限は3日間でしたが、固くなったら、フライパンで温めるとそれはそれでオツな味わいとのこと。あっという間に食べてしまったので、伝聞情報ですいません。
窓から買ってる人たちもいます。停車時間は30秒らしいのですが、車掌さんも販売終了まで待ってくれているようです。
普通列車は1日に6本。秘境駅ですね。今回は13時20分の福島駅からの電車で到着して、13時26分の福島行きで戻ります。滞在は6分だけ。これを逃すと4時間半電車はありません。
電車を見送って、折り返しの電車を待って福島に戻ります。
折り返しの電車はあっという間に福島駅へ。福島駅は暖かいというか暑いくらい。
ここで電車を乗り換えて飯坂温泉へ向かいます。福島電鉄飯坂線の案内に従って、いい電に揺られて飯坂温泉に向かうことにします。
あれ、こんな電車昔東急で乗ったことがあるような。
電車の中には暖簾がぶら下がっていて、温泉気分が少し上がってきます。
飯坂温泉駅に到着、桜が咲いてます。
さあ、宿に向かいます。