峠駅に行って、そこから福島駅に戻ってから福島電鉄飯坂電車に揺られて飯坂温泉に来ました。
飯坂温泉駅に到着した飯坂電車。昔は東急で走っていた座席の途中に仕切りが入ったロングシートの車両。懐かしいです。
飯坂温泉駅の入口。木が多用されていて、いい雰囲気です。
駅前には飯坂温泉のベンチが・・・ちょっと座って写真撮るには恥ずかしいかも。夜はライトアップされてました。(写真なし)
ここから宿にぶらぶらと歩いて行きます。
今回の宿は湯乃家。飯坂温泉では唯一の展望露天風呂があるお宿です。飯坂温泉にはいい外湯があるので、宿のお風呂は展望重視で選んでみました。
到着したのは14時45分くらい。チェックイン開始前に宿に入ったので、15分くらいゆっくりロビーで過ごしました。ウェルカムドリンクはワインかフルーツがいっぱい浮いているデトックスウォーター。ワインがウェルカムドリンクってのも珍しい。
ここは迷わずチリ産の赤ワイン。ほろ酔いになって部屋に入ります。
部屋は7階の和室。
部屋からの眺めはこんな感じ。真ん中にさっき降り立った飯坂温泉駅が見えます。これは翌朝撮ったものですが、残念ながら吾妻連峰は雲で見えず。でも遠くまで見渡せて気分がいいです。
お茶を飲んだり、峠の力餅食べたりしてちょっと休み。さあ散策に出かけます。
共同浴場の鯖湖湯(さばこゆ)に入ってくることにします。飯坂温泉と言えば熱湯のような熱い温泉で有名で、共同浴場が9つもあります。その中でも鯖湖湯は代表的なもので観光名所にもなっています。熱くて有名な飯坂温泉では一番素人向けってことにされています。
飯坂温泉の真ん中を流れる摺上川を渡って温泉街の中をぶらぶら5〜10分歩いて行きます。鯖湖湯のすぐ横には飯坂温泉発祥の地の碑があります。
その横には鯖湖神社。神社の社の横にはお湯かけ薬師如来。体の癒やしたいところに温泉をかけるとよくなるとのことなので、相変わらず痛い右膝に温泉をかけておきました。
ここが鯖湖湯です。芭蕉も来て入ったという名湯です。日本最古の木造公衆浴場だったそうですが、今の建物は平成5年(1993年)に建て直されたそうです。それでも築30年です。一人200円。旅館宿泊者割引とかはありませんでした。
入口の側には温泉むすめの飯坂真尋ちゃんがお湯の温度を教えてくれています。熱さで4位小結らしい。素人向けってことですが、それでも湯口で47.4度もあるそうな。熱くて入れなかった那須の鹿の湯の一番奥の浴槽ぐらいありますね。
入口で200円の券を買って中に入ります。脱衣所と浴場が一体の共同浴場タイプ。
壁には観光客が多いので42〜43度にしてくださいって注意書きがあります。
先客は3人。後客も3人くらい。熱いので回転は早いです。3人とも浴槽の側に座り込んでいます。自分も浴槽脇の一角に座り込みます。湯口からはお湯がどんどん注がれ、浴槽のふちからどんどんお湯が溢れ出して流れて行きます。このお湯がすでに熱い。
ちょっと浴槽に手を入れてみたらチョー熱い。これを水で埋めずに入るのはしんどい。でも水で埋めるのはもったいない。そこで丹念にかぶり湯を繰り返して熱さに体を慣らします。十分に慣れたところで、お湯に体を沈めました。我慢はもちろん必要ですがなんとか入れます。10数えてお湯から出て、またかぶり湯を繰り返します。それを3セットくらい繰り返して満足しました。
効き目は抜群。かぶり湯をたっぷりして、お湯に身を沈めるとまさにデトックス。体の中の何か汚れたものが、吐く息とともに口からす〜っと出ていくような気がします。長旅の疲れと花見山を歩いた疲れも抜けて体が軽くなります。温浴効果も素晴らしく、体がポカポカです。
熱いお湯は入るよりも浴槽の横でのかぶり湯が効果があるのかもしれないと感じます。とても温まりました。
でも、一番長くお湯に入っている足の甲がやけどしたみたいにヒリヒリします。やっぱり熱いです。
中は撮影禁止なので、写真は公式からお借りしました。こんな感じ。床に座りこんで溢れるお湯にお尻を温められながらお湯をかぶります。
後から来た旅行客っぽい人は、最後までお湯に入れずに帰って行きました。
鯖湖湯に入った後は、まだまだ暑い体を冷ますために、すぐ近くのお茶屋さん「湯らっとさばこちゃん」へ。
ここにも飯坂真尋ちゃんがいますね。かなり活用されているようです。
ここで380円のプレミアムソフトクリーム購入。お茶屋さんなので、ここは抹茶味。まだ暑い体を冷やします。湯上がりのコーヒー牛乳よりうまい。
ソフトクリームを食べながら宿に戻ることにします。
昼間の福島駅前、円盤餃子屋さんの本店です。こちらでも食べようと思うとかなり待つらしいのですが、足湯に入って待てるみたい。
街を歩くと、あちこちに飯坂真尋ちゃんが。
飯坂温泉駅に戻ってきたら真尋ちゃん神社までありました。かなり推してますね。
さて、夕方になって寒くなってきたので宿に戻ります。宿のお風呂にも入ってみよう。
そういえば、今日の宿の入り口にもいました。