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【宿泊記】和倉温泉加賀屋に泊まってみた(お部屋編)

帰省した時に、年老いた両親を連れて、和倉温泉加賀屋に泊まってきました。

というのは、言い訳で、自分が泊まってみたかったんです。30年以上連続で旅館日本一というのはどんなとこなんだろうかと。

泊まったのは、能登渚亭という中間クラスの客室です。

聳えるビルの右側が能登渚亭です。左側がもっと高価な雪月花という客室のビルです。写真は翌朝ランニングから戻って来た時に撮影したものです。

 

入口はこちら。チェックイン時には舞い上がっていたので、これも翌朝撮影したものです。

荷物を降ろすと、受付係の方が荷物用の台車を用意して待ってくれています。温泉旅館に行くと、荷物を持ちましょうかと言われるのですが、自分よりも力が無さそうな方にお願いするのがなんとなく嫌で、結構ですと断ることが多いんですが、荷物用の台車があるので、気兼ねなく預けることができます。こんなとこなんだろうな。

車で玄関前まで乗り付けてOKなんですが、慣れてないので、前の駐車場に自分で車を停めて歩いて入ってしまいました。

車で玄関前まで行って、荷物を下ろして、車のキーを預けると駐車場まで移動してもらえます。もちろんそれが嫌なら同乗者のみ降りてもらって、自分で移動もOK。翌朝は玄関前まで車を持ってきてもらえます。

 

入口には加賀屋の提灯。

チェックイン。これはカウンターで必要事項に記入するという普通のスタイル。今回はGoTo七尾という割引クーポンを利用したので、接種証明提示と検温実施。家族はラウンジでしばらく待ってもらいます。

 

チェックインの手続きが終わると部屋にご案内。今回は特に指定はしていなかったんですが、能登渚亭の最上階12階のお部屋でした。和洋室でした。膝が痛い母親にとってベッドは助かったようです。

部屋に入ると、和室の座布団に座って、施設のご案内。抹茶とお茶菓子を出してもらいます。そこで夕食の時間決め。父親が6時、母親が6時半って何気に言ったんですが、そこで、どちらか決めてくださいということは無く、「それであれば、6時15分もできますよ」とのこと。融通が効く。こんなとこなんだろうな。

 

和室はひろびろ。両親にはベッドで休んでもらったので、われわれ夫婦はこちらでお布団。

 

テーブルも用意されています。食事は膝が痛い母親のため、こちらでいただきました。和室でもテーブルでもどちらでもどうぞとのこと。

 

ベッドルーム。普通のホテルのツインルームの広さがあります。こちらにも壁掛けテレビあり。

 

洗面。2つあるってのがすごい。アメニティもひと通り用意。女性用にフェイスシートもありました。

 

お部屋の風呂。大浴場があるので使いませんでしたが、しっかりと用意されています。もちろんトイレとは別。

 

部屋からの景色。七尾湾の向こうに能登島大橋が見えます。絶景です。

 

温泉に入る前に、館内の美術品を紹介してくれる「館内は美術館」ツアーが開催されるので参加してみました。

あまり美術品に詳しくない自分が見ても素晴らしいのが分かります。

 

九谷焼のテーブルと床タイル。

 

加賀友禅だったはず。

 

輪島塗。

 

エレベータの前には長い長い加賀友禅

 

輪島塗のピアノ。いやーすごい。

 

そんな感じで美術品を巡って部屋に戻ったら大浴場。

大旅館で、人が多くて写真は撮れないので、公式からお借りしました。

男性浴場は、脱衣室と露天風呂が2階で、1階と3階に内湯。人が多いんですが、風呂も広いので混んでません。タオルもバスタオルも浴室に置いてあります。着替えが不要なら手ぶらで行けます。

女性浴室は2ヶ所あって、それぞれ趣が違うそうです。

もちろん、全部の浴室から海が見渡せます。和倉温泉は海のそばなので、食塩泉。源泉の温度が高いので、そんなに投入量は多くありませんがよく温まるお湯です。

今回は使いませんでしたが、姉妹館のあえの風の風呂も利用できるようです(送迎付き)

逆に姉妹館に泊まって加賀屋のお風呂を利用することも可能なようなので、お風呂にたくさん人がいたのは、加賀屋に泊まっている人だけでは無かったかもしれません。

 

お風呂から出ると、無料のドリンクバーがあります。ジュースをもらって水分補給。

お土産屋さんが並ぶ通りを通って戻ります。母親とうちの相方さんが、ずいぶんとそこで時間をつぶしてました。

満足満足。施設ももてなしも良い。さすがです。

さあ、次は食事です。