今年になって実装されたガーミンの血中酸素測定(SpO2計測)。
ForeAthlete945などの終日測定可能な機器で終日測定をONにすると「この設定はバッテリーを消費します」と警告されます。
それではどれくらい消費するのか比較実測してみます。
使うのは1年半使用のForeAthlete945。バッテリーも少しくたびれてきています。
ちなみにカタログ値はこれ。
計測の前提条件です。
IPhoneとBluetoothで常時繋いで、iPhoneに来た通知を受け取る設定はON。
風呂に入る時をのぞいて、ほぼ一日つけっぱなしで、心拍計測は1日中。ライフログを記録。
ウォッチフェイス時の自動バックライトはオフ。夜に時間を確認したい時にはたまにボタンを押してライトをつけます。
MoveIQはオン。
WiFiは設定なし。
週に3〜4回くらいGPS+GLONASS+みちびき、手首の光学心拍計も使用して走ります。ラン中の音楽再生は無し。ラン中は自動ラップありで、アラートサウンド・バイブレーションはオン。ラン終了後は、BluetoothでiPhoneに送信。それ以外もスマホのGCMはときどき起動して連携しています。
では、3日くらいつけて普通に暮らしてどれくらい消費しているか。
終日血中酸素測定ON
まず、終日血中酸素濃度測定ONモード。常時計測モードです。ただし、アクティビティ中は計測しないようです。
先週水曜日(8月10日)の朝にフル充電にして普通に生活します。
走ったのは2回。信号待ちなどで止まっていた時間を含めると合計2時間半くらいGPSをONにして計測。
土曜日の朝、充電します。
その時点での電池残量は27%。かなり減ってます。3日で73%使用したので、あと1日後にはほぼゼロです。
このまま走ると途中で電池残量警告が出るかもってくらい。
血中酸素測定モードOFF
次は血中酸素濃度測定OFFモード。8月14日の土曜日にフル充電します。
やっぱり普通に生活します。月曜日には出社。
走ったのは同じく2回。今度は合計3時間くらいGPSをON。
やはり3日経過した8月17日火曜日の朝に走って帰宅してから充電します。
この時点での電池残量は62%。3日で38%使用です。あと3、4日で合計一週間は行けそうです。
睡眠中血中酸素測定モード
もう一つの設定にあるのが、睡眠中のみ計測。これをONにしてみます。睡眠時間中のみ計測してくれるモードです。
火曜日の朝に走って帰ってきてからフル充電します。
今回も走ったのは2回。18日は撃沈したので、ガーミン一時停止で休息している時間が長くて、GPS ONの時間は、2回合計で3時間10分ほど。
3日経過した金曜日の朝に充電です。
この時点での残りは35%。3日間で65%使用しました。あと1日はなんとか持ちそうです。
まとめ
一言で言うと、血中酸素測定は、とっても電池を消費します。
血中酸素計測 | オフ | 睡眠時のみ | 常時オン |
---|---|---|---|
3日後の残量 |
62% |
35% |
27% |
血中酸素計測をオフにしておくと、週に4回走っても一週間くらいは電池が持ちます。オンにしておくと、睡眠時のみだと5日で空っぽで充電、常時オンだと4日で空っぽになって充電が必要になるようです。(私の使い方に依存してますので、個人差大きいと思います。)
睡眠時のみ(長くみて1日の3分の1だけ計測)にすると、もう少し電池持ちが良いのかと期待したんですが、常時オンとそれほど変わらず。起きている時は結構動いているので、計測していない時間帯も多いんでしょうね。
ちなみに、私のガーミンでの計測結果の平均はずっと90%〜93%なので、計測値そのものはあまり信用ならない模様。本当にその値だったらお医者さんが慌てる数値らしい。
そうすると、平地にいるときは基本オフにして、睡眠がやたら浅くて、睡眠時無呼吸が疑われるときは睡眠時のみ。高地トレーニング合宿時には、順応状態を見るのに常時オンってのがいいのかな。高地トレーニング合宿なんか行かないんですけどね。