ForeAthlete945いまさらレビューの続きです。せっかくのForeAthlete945なので走ってみます。
GPS精度のレポ
今回はGPS測定編です。
今回ForeAthlete945は従来のMediaTek製のGPSチップからSONY製に変更されました。これが省電力性能と事故検出機能の搭載につながっています。
これまで前機のvivoactive3ではGPSの誤差に悩まされ、特にコーナーのインカットに困ってました。コーナーを曲がるたびに表示ペースが落ちるので特に短い距離でのポイント練習で使いにくい。コーナーを曲がる度に表示ペースが落ちてその後無理にペースアップして撃沈する。ポイント練習では、とにかく真っ直ぐなコースを探す羽目になってしまう。
これがSONY製のチップに変わったForeAthlete945ではどうなったのか。
全ての画像で左側がvivoactive3、右側がForeAthlete945です。(同時計測では無いので天候の影響はあるかもしれません。)基本的に下から上に向かって走ってます。また、計測はどちらもGPS+GALILEOにしてます。
まず、1つ目。これは戸建て住宅の建て込んだ住宅街をぐねぐね曲がるコースです。広めの歩道から車道に出て右折し、またすぐに左折します。
左のvivoactive3では、かなり住宅内に入り込んで、かつ斜行していますが、右側のForeAthlete945では正確に道路をトレースしています。
次はやや高い建物のある交差点です。歩道を左折しています。こちらは双方ともコーナーをインカットしています。ただ、ForeAthlete945では建物の中は走っていません。
最後は、かなり空が開けた交差点を曲がったコース。車道側に植え込みがあり、その内側に歩道があってそこを走っています。これもForeAthlete945の方はちゃんと歩道を走ってます。
やはり、当然と言えば当然ですが、ForeAthlete945の方が優秀なようです。もちろん、GPSの衛星自体は変わらない(と思われる)ので、チップの性能がアップしたのか、ForeAthlete945に搭載されているジャイロセンサーが効いたのか、SONYのセンサー・フュージョンが効いたのかは分かりません。精度がアップしてくれて、結果、これくらいの誤差であれば満足できます。
これでコーナーを曲がるたびにガーミンの表示だけがペースダウンして、走りながらイライラすることも無くなるのかなって思っています。