こんにちは、げんまいです。
以前に書いた記事で公開されているWebhooksを使うConnectIQのアプリが微妙ということを書きました。なので、作ってみようかなと思い立ったわけですよ。
関東南部はどこも外出自粛要請。いつ外出禁止令になるかわかりゃしないというわけで、雪だし走りにすら行けない。引きこもり時にできるちょっとした趣味にでも取り組みましょう。
☆★☆
まず、開発環境構築です。なんか以前に構築したことがあった気がするけど、消しちゃったので、もう一回入れます。
ConnectIQの開発は、無料で誰でもできます。ネックは日本語の情報が少ないこと。本なども無いし、日本語のブログなども途中で断念したようなものが多い。
Eclipseのインストール
まず、Eclipseをダウンロードします。以前と違ってMacでも日本語化されたEclipseがダウンロードできるようになってます。以前は日本語化自体がかなり面倒で、英語版のまま使ってました。進化してます。
ここから日本語化された最新安定バージョン(環境に応じて適当に選んでください。もう、Oxygenとか名前付いてないみたい)をダウンロードします。ダウンロード対象はPlatformでも行けるんじゃ無いかなって思うんですが、心配な方はUltimate。
Eclipse 日本語化 | MergeDoc Project
インストールは簡単。.dmgファイルが落ちてくるので、これをマウントして出てくるアプリケーションをアプリケーションフォルダにドラッグ&ドロップするだけです。
このEclipseをファインダの右クリックからのメニュー「開く」で開いて、「検証されてないアプリだけどいいか?」という警告を「開く」で通過して開きます。(初回はダブルクリックだと開きません。ゴミ箱に放り込まれてしまいます)
これで、Eclipseの導入完了。今後は開きやすいようにDockに置いておきます。
ConnectIQプラグインのインストール
次にConnectIQプラグインをインストールします。
ここのページにインストール方法が書いてありますのでそのまんま。
メニューバーのヘルプ > 新規ソフトウェアのインストール。
「作業対象:」のテキストボックスに以下のURLを入力して、「追加」ボタン。
http://developer.garmin.com/downloads/connect-iq/eclipse/
リポジトリの追加ダイアログで名前を聞いてくるので適当に。例えばConnectIQpluginとでも。リスト中のConnect IQ IDEとSDK Managerの両方にチェックを付け、「次へ」
色々確認されて、インストールが進みます。その後、Eclipseが再起動します。
メニューバーに Connect IQ メニューが表示されていれば、プラグイン導入完了です。
ConnectIQI SDKのインストール
続けて、ConnectIQのSDKを導入します。
EclipseのConnectIQメニューから、「SDKマネージャを開く」を選択します。
保存場所を「参照」ボタンを押して選びます。
ま、どこでもいいですが、フォルダー名に空白とか日本語が入っていたり、階層が深すぎたりすると、悪さをすることがありそうなので、大丈夫そうなところに置きます。
そうするとズラズラとSDKバージョンが現れるので、とりあえず最新バージョンを選んで「ダウンロード」ボタンを押します。(下の画像ではインストール当時の最新版3.1.7をインストールした後にスクショ撮ったので、導入済の状態になってます。)
いろいろとライセンスの同意を取りに来るので、読んだ上で納得できればOKしましょう。保存するとSDKの導入完了です。
ちなみに、SDKはガーミンのサイトから直接ダウンロードも可能です。
DevelopperKeyの生成
DevelopperKeyはIQストアにアップロードしたアプリのメンテナンスに必要な情報です。とはいえ、それ以前の段階でも無いとあちこちで作業が止まりますので、取得しておきます。
Eclipseメニューの環境設定からメニューウィンドウを開き、ウィンドウ左側のリストからConnectIQ-コンパイラーと選択し、DevelopperKey欄で「生成」ボタンをクリックして生成します。
サンプルプロジェクトのインポート
ConnectIQにはサンプルプロジェクトが付いて来ます。Web上にも情報が少ないので、これをお手本に作ることになります。プロジェクトとしてインポートしておきます。
ファイルメニューのインポートを選択し、3でインストールしたフォルダ配下のSamplesフォルダを選んで、インポートします。後で編集できるように「プロジェクトをワークスペースにコピー」は選択しておいた方がいいと思います。
eclipse左側のプロジェクトブラウザにインポートしたプロジェクトがずらずらと並びます。
さ、これで構築準備完了。
つづくかな。続きます。