さて、小笠原旅行も4日目に入りました。
ちょっと早起きして朝の前浜で海と空を見に行きます。街中の宿に泊まって徒歩5分でこんな景色に囲まれる幸せ。

宿に戻って朝食。今朝は和食です。これにご飯が付きます。

4日目は1日かけて父島の南側にあるハートロックへのトレッキングに出かけます。ツアーのワゴン車に拾ってもらって出かけます。
島の南側、小港海岸の近くに車を停めてトレッキングスタート。

小川の横を歩きますが、実はこの川、父島で一番大きな川。八ツ瀬川。
父島は土壌が薄くて川ができない。降った雨は川にならず、すぐ流れていってしまう。
水が必要な農地はだいたいこの川の近くにあるそうです。


しばらく鋪道を歩いて、農場の中に入って少し歩いた後、登山道に入ります。登山道の入り口には種子を落とすマットがあります。ここで靴の裏を擦って、横にある木酢液のスプレーで靴の裏を綺麗にします。カタツムリ類の害虫であるプラナリアはこの木酢液で一発で死ぬそうです。

あとは、何の目的で来たかを計測する石ころを入れてスタート。

しばらくは厳し目の上り坂。ここで父島唯一とも言われる常に水が流れている滝。だから常世の滝。でも水量は少ないです。昨日午後からずっと雨だったんですけどね。

その横には戦跡。防空壕らしきもの。終戦時、日本軍が出て行く時に、書類を全て焼却して廃棄していったので、用途についてはよくわからない面もあるみたい。

これも戦跡。セメント袋がそのまま放棄され、水が侵入して固まったもの。元の袋の模様っぽいのが見える。

これは川。自然に囲まれているんだけど、全然綺麗じゃない。父島は土壌が薄くてしっかりと土壌に濾過されないまま水が流れ出てきている。
戦争中は、喉の渇きに我慢できず、この生水を飲んでアメーバ赤痢にかかったりして、敵の攻撃で死ぬより生水で病死する兵士が多かったそうな。
煮沸すると飲めるというのはもちろん知ってたけど、火を焚いて煙が上がると爆撃されるので火を炊くのは1日1回って決まっていた。実際に爆撃でクレーター状になった場所もあり。

父島の山の中の一升瓶はゴミじゃなくて戦跡。木に立てかけておいて、木を伝って流れてくる雨水を溜めて使ったらしい。

いい天気で日差しはキツいけど、基本的にジャングルの中を歩くので涼しい。
時折広いところに出る。ここはワラビ平。ワラビが生えている。島民は採りに来るみたい。

ジャングルの中を歩いていると、突如バサバサと羽音。
なかなか会えないというアカガシラカラスバトに遭遇。人の背丈よりちょっと上の枝に止まって、こちらを見ています。
お〜見れるとは思わなかった。
向こうも飛んでいかないので、しばらく観察します。こっちが観察されてるのかも。


しばらく見ていたんですが、まったく移動しないので、こちらが移動することにします。
父島南部の最高峰衝立山まで登る。残念ながら眺望はなし。標高298m。

山頂近く。こちらも戦跡。詳細は不明だけど通信施設だったらしい。

海に向かって坂道をガシガシ降って海が見えてきた。もうすぐ目的地


ハートロック到着

ハートロックの赤はヤギが植物を食い尽くしてできたらしい。元は草地

ここで弁当を食べてしばらく休憩

昨日行った南島が見える。

さっきまでいた衝立山

遠くに母島

真っ青な海

ここでずっと海を見ていたらいきなり電話。東京からでした。ハートロックの頂上だけは電波があるらしい。道中は圏外だったけど。
戻ることに。帰り道はがじゅまるのルート。こちらも戦跡。

ガジュマル。実は沖縄から持ち込まれた外来植物

打ち捨てられたトラック

陸軍マークの付いた皿

そんな感じで下に近づいてきたらまたもやアカガシラカラスバト。アカポッポが現れる。ガイドさんもこんなに出会えるとは珍しいって

オガサワラクロベンケイガニ。名前のとおりこれも固有種

で、その後は車を停めたところまで歩いて戻ってワゴン車で宿に送ってもらいました。

宿に戻ると夕暮れが近づく。
製氷海岸まで散歩して、夕日を見にいく・・・タッチの差で間に合わずwww

宿に戻る途中、とびうお桟橋に寄り道。一昨日のナイトツアーではクラゲが大量発生していた場所に行ってみる。
お〜シロワニ?ネムリブカ?がいた。街灯があって明るいところをずっとウロウロしてました。他にも魚が何匹か泳いでます。

宿に戻るとちょうど夕食。
今日は島寿司。お酒は島ラムビール(写真撮り忘れw)。島ラム酒を少し注いだグラスにビールを注ぐ、ラムのビール割をいただく。島寿司もお酒も美味しい。ラムとビールは香りがすごくいい。家でもやってみよう。

さすがにくたびれました。父島最後の夜ですが、いい感じで酔っ払って寝てしまいました。
翌日は最終日です。