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【レースレポ】信州駒ヶ根ハーフマラソン

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毎年、9月にハーフマラソンを入れている。起伏のあるコースであまりタイムを気にしなくて良いレースを選んでいる。参加賞に釣られて巨峰の丘マラソンを走ることが多かったが、去年のスタート時点で30℃を超え、灼熱地獄だったので回避。もう少し遅い時期のレースで起伏の多いレースを探したらヒットしたのがこの駒ヶ根ハーフ。

今回はケガの心配はあったものの走り切れた。止まったのは蕎麦エイドのみ。タイムは気にしてない。

コース

スタート地点が最高地点で標高680mで最低地点が天竜川沿いの標高560m。天竜川の河岸段丘を走ります。右岸の段丘面からスタートして、段丘崖を降りて天竜川を渡る。

左岸側でも起伏を繰り返しながら段丘崖を登って段丘面に出たらすぐに段丘崖を下る。この部分がアップダウンヒル区間として計測される。

再び天竜川を渡ると緩い下り坂となっている堤防上を走って、堤防を降りる。ここでコース最低地点。ここから残り7kmで段丘崖の急坂を含めて120m標高を上げてゴール。

距離表示は1kmおき、変にズレてるところは無し。

河岸段丘を体感できるので、地形マニアには垂涎のコース。段丘崖がよく分かるし、段丘面の端から見る景色が良い。

厳しい坂道、やや下り坂の堤防上、市街地の中など景観が次々と変わって退屈しないコース。今回は曇り空で見えなかったが、中央アルプス南アルプスが見渡せるので、晴れると最高だろう。

公式サイトに載っているマップだと一部未舗装みたいに見えているけどそんなことはない。全部舗装されてました。

GoogleMapを地形モードにすると段丘崖がよくわかる

当日スタートまで

前日に飯田市のホテルで前泊。車で移動すると飯田からは30分ちょっと。朝6時20分に飯田を出発。早朝の中央道は空いている。

会場のトイレ事情がわからなかったので、駒ヶ岳SAでトイレに行っておく。結構な行列だけど無事済ます。

駒ヶ根インターに着いたら料金所手前から渋滞。想定外の渋滞だったけど、7時20分くらいには指定された駐車場に車を入れる。

天気は薄曇り。ちょっと暑い。厳しいレースになりそう。去年の巨峰の丘に比べれば全然涼しい。

男性向けにも更衣室が用意されていて、空いていて良い。荷物預けも可能。みなさん預けていたようで、更衣室に放置された荷物も無し。トイレ小を済まして(トイレ小は基本空いていた)準備完了。

ゲストは森脇健児氏。開会式を盛り上げる。さすがマラソン芸人。

開会式の出席率が高い大会だな。みんな集まっている。開会式後は準備運動をしてスタート地点へ移動。メイン会場とスタート地点は300mくらいは離れている。

8時50分くらいにスタートエリア。スタートエリアはビブスの番号で区分されていて、定められたところに入る。あとは走るだけと思っていたらもう一度トイレに行っておこうと思ってコース脇の仮設トイレへ。手洗い用の水道が出ていて、「この水は飲めます」って書かれている。さすが水の美味しい駒ヶ根。普通は飲めませんって書いてあるもんな。手で掬って飲んでおく。

今回は起伏だらけな上にケガ明けなので、2時間くらいを目安。下りは5分10秒で上りは6分10秒を目安。

レース

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9時に予定通りスタート。シューズはVF2。ウェアはノースリープにCW-Xハーフタイツ。ふくらはぎサポーター。アキレス腱の痛み防止に足首テーピンググルグル巻き。

スタート時には薄日が出てきた。ちょっと暑いな。湿度も高い。

スタートして200mほど走るともう下り坂。帰りはこれ上ってくるからゴール直前まで上り坂ってことね。

下り坂は思っていたよりもスピードが出てしまってキロ4分45秒も出ているラップもある。無理しちゃいかん。痛みが出たらどうすると思ったけど、時計ばっか見ていても仕方ないので無理しない程度に走る。

下り切ったら天竜川を渡って左岸側に移る。河童の応援隊がいた。

ここから左岸側は起伏がたっぷり。中間付近にある左岸側の段丘面への登り降り(アップダウンヒル区間)はやはりキツい。ここで1時間45分のペーサーに置いてかれた。気にしてないけど。

坂を降りて再度天竜川を渡ったらアイスクリームのエイド。暑いので助かる。

その後は天竜川の堤防上を走るが、ここがやや下り坂なのもあって最高に気持ちいい。晴れてれば中央・南の両アルプスが見えてさらに最高なんだろう。

13km過ぎに楽しい堤防上は終わり。堤防から降りて給水を取ったら、正面の急坂を登るランナーの列。もうすぐ辛い上り坂。

その後半7km続く上り坂では、ペースを落としながらもリズムは維持して走れている。素晴らしい走りとは言えないけど、コンディションの割にはいい感じか。

ゴールが近くなって、天竜川の支流沿いの低地から駒ヶ根市街のある段丘面に登る急坂でキロ6分25秒を見てしまう。ただ、その1km以外は想定の6分10秒オーバーのラップは無し。

後半がずっと登りなので、撃沈しているのか坂に苦しんでいるのか区別が付かない。そこが精神衛生上いい。

市街地に入ってからも上り坂は続くものの傾斜は減るので、少しペースを戻してゴール。

結局タイムは1時間51分28秒。思ったよりも早く帰って来ることができた。暑くて汗びっしょり。

距離表示との調整ラップを入れているので、短いラップが入ってます。

エイド

給水所は9ヶ所。1ヶ所を除いてはスポドリと水が用意されている。給水所では、梨、リンゴ、ぶどう、アイスクリーム、冷たい蕎麦が用意されている。蕎麦だけは少しコースの脇に出て食べる形でタイムを気にすると取らないタイプ。ええ、もちろん食べましたとも。疲れた体に蕎麦の旨さとつゆの塩気が染み渡る。

レース後

ゴールしたら大判のタオルがもらえる。その後は計測チップを外して、完走証が紙で出力されるのを受け取る。最近Webが多かったので久しぶり。専用のクリアケース付き。

給水したら参加賞(Soyjoyとか養命酒を作る水とかレトルトカレー)をもらってメイン会場に戻る。そんなに混んでいない更衣室で着替えてソースカツ丼を食べてイベント終了。

日曜日の午後の中央道の小仏トンネル先頭の大渋滞を避けるため、急いで帰宅することに。すぐに駐車場へのシャトルバスに揺られて駐車場へ。11時40分くらいに東京方向に出発。

午後2時くらいに大月を過ぎましたが、それでも渋滞にはハマって、小仏トンネルと国立府中と高井戸と初台の渋滞にハマりながらも無事帰宅。

レース総評

ランナーホスピタリティの高い大会。ビブスは事前送付で、1kmちょっとしか離れていない駐車場へもシャトルバスあり。参加賞のTシャツは追加課金だけどフィニッシャータオルあり。この大会は愛されているのか、追加課金のTシャツを着て走っている人がたくさん。

また、参加者へのハズレなし抽選会あり(化粧水が当選しました。大当たりかどうかはよくわからん)。養命酒さんがアンケートに答えると景品配ったりしてる。

ボランティアの皆さんの声かけも多い。そんなに街中を走るわけでもないのに沿道の応援も多い。

エイドの給食も豊富でこれ楽しみに走ってもよし。

最後は、スタッフのみなさんが駒ヶ根インターでお見送りをしてくれる。なかなか心温まる展開。

今回は帰らなくてはならなくて、急いで現地を後にしてしまったけど、来年は後泊を入れて来たくなる大会でした。

 

 

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