相変わらず膝が痛くてあまり走れてません。
せいぜいゆるジョグ30分とかなので、ブログに書き起こすほどのこともない。
走れないと暇なので、久しぶりに趣味のプログラミング。GarminのConnectIQでデータフィールドを作ってみました。
作ったデータフィールドの名前は、「ラップで距離調整」(ネーミングセンスのかけらも無い)
フルマラソンを走れる状態でも無いのですが、フルマラソンレース用のデータフィールドを作りました。
ガーミンの距離とコース上の距離表示
フルマラソンのレースを走っていて「○km」の表示があると、自分の時計も周りのランナーの時計も表示板前後で 「ピピッ」「ピピッ」 と音が聞こえます。みなさんガーミンを使っていて、オートラップを1km設定で使っているんだなって思います。
しかし、フルマラソンを走っているとガーミンの距離と路上の距離表示がだんだんズレて来ますよね。走り終わると500m近くズレていることもザラ。カーブなんかで、コースの最短距離を常に走れるわけでも無いですし、ビルが多いとそれだけでGPSの誤差も増えます。なので、それは仕方ない。
でも、500mも実際の距離(ゴール地点)とガーミンの表示距離が違うと、例えばキロ5で巡航するなら2分半も違ってきてしまいます。これで目標達成ギリギリを狙って走ると、例えば・・・
「今は距離表示は30km、ガーミンは30.3kmで現在のペースも全体ペースもキロ4分58秒。ガーミンが正しければサブ3.5できるけど、実際は300m違うからペース上げなきゃ・・・で、どれだけ上げればいいの?あ〜もう〜考えてられない。」ってなっちゃいます。走っていて糖質が不足している時にこんな難しい計算できないですよね。
こんな事態に陥らないためにkm表示地点で手動ラップを押すというのはあるんですが、全体ペースと全体距離が違うのは修正されません。
データフィールドを作ってみた
ラップボタンを押すと、押した時点で総距離の1km未満の距離を四捨五入してくれます。路上の距離表示の地点で押すと総距離表示のkm未満がリセットされます。ただそれだけ。
データフィールド画面
欲張りなので7項目表示。各項目はラベルのとおりです。
ゴール予想タイムは、42.195kmから現在距離を引いた残距離に現在ラップペースをかけた時間に、これまでのタイムを加えて算出しています。たぶん合ってる気がする。
ラップボタンを押すと、距離の小数点以下が四捨五入されてゼロになって、ゴール予想タイムも変わります。
試用してみた
彩湖で使ってみました。
「お、km表示とガーミンの距離が140mも違っているぞ*1。コース上の表示に合わせてラップボタンを押そう。」
「お、距離が5kmになった。平均ペースが少し落ちたし、予想タイムも変わった。」
こんな感じで使います。
あ、写真のピッチがゼロなのは立ち止まって撮影しているからかと思います。
ちなみに他のデータフィールドの距離は変更されてません。ガーミンコネクトも修正されずに記録されます。
制限事項
- オートラップと手動ラップの区別がつかないので、オートラップがkm単位でない場合(800mとか)は、オートラップの度に距離が四捨五入されて狂います。
- 四捨五入なので、500m以上ずれてからラップボタンを押すと誤差が拡大します。当たり前か。
- このデータフィールドにしか影響を与えません。Garmin Connectに連携されるデータは距離調整されませんし、他のデータフィールド画面、PacePro、ヴァーチャルパートナーにも関係しません。間違えてラップボタンを押した時には迷わず別の画面にしてくださいw
- 永遠のベータ版です。ご使用は自己責任でw。いきなり本番で試さないでねーw
- 945では実機確認してますが、他はシミュレータだけの確認です。バグ申告は歓迎します。このブログへのコメントにてどうぞ。
- ラップペースはガーミンの表示とズレて表示される場合もあります(特にラップ直後)。純正でどんなアルゴリズムで算出してるのか知らないのですいません。
- バックログ:レースの距離を選べるようにする。予想タイムを現在ラップペースから算出と全体ペースから算出を選べるようにする。心拍をゾーン別に色をつける。
ダウンロード
ダウンロードはこちらから。ConnectIQアプリが入っているとアプリが開くはず。
255とか955を持っているとマルチバンドGNSSでこんなデータフィールドも不要かも。う〜ん欲しいです。