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走った記録や旅行記、旅ランの記録などを書いています。Garminなどのランガジェットの紹介もします。

6月13日土曜日 RDポッドでランニングパワートレーニング。FTPテストラン

去年の秋からダニエルズさんのトレーニングメニューでトレーニングしています。

ダニエルズさんによると、勝手にトレーニングペースを上げようとすると「その力がついていることを、レースで証明して見せなさい」と言われるらしい。でもね、そのレースが無い。

では、心拍トレーニングに行こうと思っても、最高心拍数を測るために、限界まで追い込むのも辛い(心拍数ってペース上げてから遅れて上がるので、いつまで頑張ればいいのか分からない)。レースも無いからレースの活用もできないしね。それに、手首の心拍計ってどこまで信用していいのかもよくわからない。

 

 

ランニングパワートレーニングをやってみようか

と言うことで、トレーニングペースを設定するために、ランニングパワートレーニングをやってみようと思いついたのです。パワーで管理すると、起伏も考慮してくれるしね。

ただ、始めようにもFTPってのを計測しないと実質始まらないらしい。ふむふむ。

FTP

FTPはFunctional Threshold Powerの略で機能性作業閾値パワーと訳されます。単位はW(ワット)。自転車のパワートレーニングにもFTPは出てくるため、ランニングパワーはrFTPwと表記されることもあるそうです。

FTPは1時間持続できる最大出力、1時間の全力走の平均パワーだそうです。ダニエルズさんのTペースもテーパリングして1時間持続できるペースって事なので、同じくらいかな。知らんけど。

それを計測するにはいくつかの方法があるらしい。

  1. 60分全力走
    FTPの定義どおり60分全力走して平均パワーを計測するそうです。計測するだけで、このダメージは大きすぎですね。あまり現実感無いかも。
  2. 20分全力走
    簡易法として、20分間の全力走をして、その平均パワーの95%をFTPとする方法です。それでもランで20分間全力走は辛いです。
  3. 3分9分走
    現実的に取り組みやすい方法とのこと。アップジョグの後に3分間の全力走。その後に完全回復するよう歩きとイージージョグを入れて、回復後に9分間の全力走。3分と9分の平均パワーをそれぞれ計測します。この2つを足して2で割ったものの90%がFTPだそうです。
    これなら足しても全力走が12分程度で、間にリカバリーが十分に入るので、なんとか気力も持ちそう。

実際に3分9分走で計測してみよう

今朝は雨予報でしたが、起きた時には曇り空。天気予報では、朝のうちは小雨程度っぽい。なら行こうかと見沼田んぼの農道へ。

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早速挑戦してみましたが、3分はRペースでどうにか走ることができる。けど、9分の方は長い。しかも9分のスタートの頃から土砂降り。強行しましたが、もう早く終わってほしくて、辛くてどうにか終えました。思いつきではできないメニューです。ポイント練習っぽいです。無事終えた満足感で満ち溢れて土砂降りの中、ダウンジョグしながら帰宅しました。

パワーのグラフはこんな感じ。前半と後半の高いところが3分間走と9分間走。最初に突っ込んでダラダラ落ちてる。ま、いつもどおり。

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この区間の平均パワーはこんな感じ。ガーミンコネクトでもラップごとに平均パワーが表示されるようになっています(昔は表示されてませんでしたが、最近は表示されるようです)。ただ、インターバルで集計されて、ステップごとにまとめられていると、ラップとズレます。(たぶんガーミンコネクトのバグ)

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オートラップ1kmを入れっぱなしで走ってしまったので、3分間走は良かったんですが、9分間走は途中にラップが入ってしまった。ちなみにハイライトされた上の1行が3分間走、3行にわたっているのが9分間走です。

で、平均を計算すると、

  • 3分間走の平均パワー:338W
  • 9分間走の平均パワー:326.6W

でした。あんまり差がないな。3分間走でサボったかな。

ここから計算式に従って、FTPを計算してみます。

ランニングFTP

 =(3分間走の平均パワー+9分間走の平均パワー)÷2×0.9

 =(338W+326.6W)÷2×0.9

 =299W

 

でした。この数字を単独で見て、高いとか低いとかは無いらしい。俺のFTPはこんな高いぞ!!ってのは意味が無いらしい。

パワーゾーン

心拍トレーニングの心拍ゾーンと同じようにJimVance氏が示しているパワーゾーンもあるそうです。7段階で心拍ゾーンよりも細かいです。それに今回の値を当てはめてみます。

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こうすると、MペースはZone2の上限、TペースはZone4、IペースはZone5、RペースはZone7かな。でもなあレペでもZone7まで上げられるかってのがね。無理かもね。

心拍数と違って、ペースを上げたり落としたりすると即座に反映するので、トレーニングの指標として使いやすそうです。

これで、ランニングパワートレーニングを少し試してみようかなって思います。これ、ZoneをGarminに表示するConnectIQアプリって無いのかな。

GARMIN(ガーミン) ランニングダイナミクスポッド 010-12520-10

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 ランニングパワー計測は気圧高度計が無いと使えないので、ForeAthlete245ではRDポッドがあっても計測できないそうです。

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