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XVのアイサイトツーリングアシストを使ってみたレビューみたいなの

みなさんおつかれまです。

さて、XVのD型以降に新たに搭載された、アイサイト ツーリングアシストのACCを使ってみての感想を行ってみましょうか…

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使い方

アイサイトには、大きく分けて、安全装備としての機能(プリクラッシュブレーキ、後方センサー、車線はみだし警告など)とACCとしての機能があります。安全装備としての機能のレビューは今回は置いておくことにします。

ACC(アダプティブクルーズコントロール)の使い方です。基本的な操作はステアリング右側のスイッチ群で行います。下の写真右上のスイッチでACCのメインスイッチのON/OFFを行います。これをONにするとスタンバイ状態になります。

右下のスイッチがレーンキープアシスト。ステアリング操作をアシストする機能のON/OFFです。

左側の上と下がACCの車間距離の設定。上で車間距離を増やし、下で減らします。車間距離を開けると安心感がありますが、間に車が入ってきます。間に車が入るとその車を基準に車間を調整するので必然的にブレーキがかかる。車間を詰めるとちょっと怖いのと、前車の減速時のブレーキがキツくなる。交通状況に応じて調整します。この車間距離はエンジンを切っても保持されています。

中央がスピードを上下するレバー兼ACCのセットとレジューム。スタンバイ時にレバーを下げると現在のスピードでACCがセットされます。一度ブレーキを踏んだり、完全に停止した後に、また同じスピードでACCを再開したい時には、レバーを上げると再開されます。また、スピード上下は5km/h刻みで変更できます。

ブレーキを踏むと解除されて、ドライバーに制御が戻ります。その後に自動に戻す場合は、レバーを上にあげればOK。

追い越し車線などで一時的にスピードを上げたければ普通にアクセルを踏めば加速します。また、走行車線に戻ってアクセルを離せば、何もせずとも設定速度上限で前車についていきます。

前車追随は、0km/hまで対応。完全に止まるとパーキングブレーキがかかります。そこからアクセルを軽く踏むか中央のレバーを上げると再度ACCが起動します。また、ブレーキを踏んで停止した際にはブレーキを踏んだままレバーを上げるとACCに停止状態になります。その後はアクセルを軽く踏むとACCが起動します。

下のスイッチはS/IドライブとECOクルーズのスイッチ。デフォルトはIモード(インテリジェント)。普通の運転です。Sにするとキビキビした運転になって、ECOーCにすると、ACC時の加速をゆっくりにして、燃費に気を使った運転にしてくれます。

まあ、使い方は違和感ないですね。あまり考えずに使えます。それがいいところかも。
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高速道路

で. 今回. 関越道で混んで無い状態で走ったんですが、これ楽ちん。

慣らし運転中なので走行車線を基本的に走っていたんですが、巡航速度でONにすると、あとは先行車がいなければ設定速度で、先行車がいれば追随してくれます。もう全然アクセルもブレーキも操作不要。時速0km〜135km(メーター読み)まで前者にひたすら着いて行ってくれる。エコクルーズにセットしておけば加速もゆっくりなので、とても快適。

前車が遅かった時は右車線に出れば設定速度まで加速。135kmまで行けるので、追い越し車線に出るのを遠慮する必要はありません。混んできても前の車がブレーキを踏むとブレーキランプを認識して速度を落とすので上手くブレーキをかけてくれると感じます。急ブレーキになることもありません。

おすすめはしませんが、前車がいれば、高速のジャンクションでも通過できますし、本線料金所もACCのまま通過できます。

ステアリングアシストはかなり介入してきます。道路のラインを認識してステアリングアシストをしてくれます。でも、あくまでもアシストなので、ステアリングをアシスト任せにして、保持力が弱いと「ステアリングを操作してください」とすぐに警告画面がでて、ちょっとステアリングに軽く力を加えてあげないといけないのがめんどくさい… とはいえ、それさえ気を使ってやれば時速0km~135kmまで前車にひたすらついて行ってくれる。

もうかなり安心してアイサイトに運転を任せられます。同乗していた嫁さんもアイサイトが運転しているか、私が運転しているかを見分けられないレベルだったのでかなりのモノですね。

高速道路では使わない理由が無い。高速に乗って本線に合流したらすぐに使えばいいと思う。普及すると渋滞と事故が減るんじゃないかな。

一般道路

有効なケース

ドライブで花園インターから秩父近辺の道路を走ったんですが. そんなに信号もなく、それほどの急カーブも無い道路だとアイサイトツーリングアシストは、驚くほど使えます。

前の車についていって,アクセルも ブレーキも,ステアリングも運転者が操作する必要なく. ステアリングを軽く持って時折力を加えていれば、勝手に走ってくれます。かなりの急カーブじゃなければ,ステアリングアシストも動作停止することなく動作し続け. 郊外の緩やかなカーブが続くような道ではその実力を発揮してくれます。

ほとんどカーブが無くて車線幅が広い高速道路より,郊外の道路を走った時にアイサイトツーリングアシストの恩恵が大きいって感じました。

まあ、今回国道299号で大渋滞にハマったんですが、前車に追随して走って、渋滞なので止まる。止まると自動パーキングブレーキでロックされ、前車が発車すると「先行車発進しました」のメッセージが出て、それを見て軽くアクセルを踏んでやると自動で動く。そして、詰まると止まる。これ、渋滞のためにあるような車だな。とっても楽。渋滞をそんなに嫌わなくてもいいかもって思うくらい。

こんな感じなので、郊外の道路はほぼ自動運転。これは楽。

あまり効かないケース

当たり前ですが、アイサイトはまっすぐ前しか見ていない。

前の道が緩くカーブしていて、その先の信号が赤で車が止まっていても感知しない。ACCのまま行くと、カーブを曲がってようやく前車を検知してキツめのブレーキ。そんな時は、ブレーキを軽く踏んで、制御を手動に戻すのがいい。

信号が赤の時には検知はするようですが、なんか大人の事情で、自動では止まらないらしい。赤信号を検知すると赤信号だとメッセージが表示される。でも、アクセルがOFFにされるだけでブレーキはかからない。

あとは、前車が右折、左折する時には、曲がる車を見ているので急減速します。前車が右左折する際には、自分でアクセルを踏んで後続車に迷惑をかけないようにした方がいいと思います。

切っておいた方がいいケース

片側1車線以下の狭い道路、信号がすごく多い道路は流石に向かない。そんなところは自分で運転した方がスムーズかもしれません。

また、前に自転車がいると自転車に追随することもあります。右に膨らまないと自転車を抜けないような道は避けた方がいいかと思います。

 

というわけで、結構使えますね。ずいぶんと運転が楽になった気がします。

 

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